三鷹駅周辺のラーメン屋って意外と少なくて、チェーン店を外して有名どころというと、
「
みたか」、「
文蔵」、「
いなり」、「
たきたろう」、「
あすなろ」
あたりかなと思います。どのお店も食べログ3.5以上なので、食べれば不満は出ないと思いますが、びっくりするほどのサプライズもないかなぁ。隣が吉祥寺だから・・・という気もしますが、吉祥寺自体も実はそーでもない。
そんな三鷹のしかも北口側にできた、今時のツボを押さえたラーメン屋さんの新星が、今回の
麺屋さくら井さん。

土日は行列必至なので、ある日の平日のお昼にお邪魔してきました。
1時ごろに伺ったのですが、外には3組がお待ち。中を見ると椅子が空いているのですが、準備ができるまで中に案内しないスタイルのようです。そろそろ暑いのでちょっとしんどいですが、とりあえず並びます。
このパターンのお店だと、麺はMaxでも1ロット4つまで。まとめて作ることはしないです。よって行列も少しずつ進むんだなぁ。最近のラーメン屋さんは、まとめて麺を大鍋で茹でないで、テポに入れて少ロット生産が主流だから、まぁしかたないですね。
ラーメンは、塩・醤油・煮干しの3つのみ。お店の中はお兄さん2名での切り盛り。少人数でやるには、こういうシンプルなスタイルの方が破たんが無いので、結果的に良いものが提供できると思われます。
今回のオーダーは「特製醤油」。「煮干し+替え玉」と迷ったのですが、まずは王道をイってみましょう。
で、出てきたのがこちら。

先に結論を言うならば、この見た目で美味しくないわけがない。
スープは鶏ベースですね。無化調ということですが、無化調にありがちなパンチの弱さは全く感じないです。たぶん醤油がキリっと立っているのと、裏で効いてる昆布と節、やや多めの油の味わいが全体に厚みを与えている感じ。
チャーシューはこれも今時流行りの低温調理のレアっぽいチャーシュー。スープとの相性も良く、またスープの熱がある程度入ることで更にいい感じになる。
麺は加水少な目の細麺。これまたスープとの相性も良好。
内容的には今時の流行りを取り込んだ「どうだうまいだろう系ラーメン」ではあるんですが、その意図通りでマジ美味いです。
この手のラーメンは、意気込みほど美味くならない場合もたまにあるんですが、このラーメンはちゃんと調和が取れているっていうか、とてもよく考えられていて美味しいと思います。
個人的な嗜好でいうと、レアチャーシューはもうちょっと火が入っている方が好きだし、油ももうちょい少な目がイイですが、これはこれでまとまっていてOKだと思います。
こりゃ塩と煮干しも食べないといけないので、あと2回は最低来ないといけないなぁ。
こんな住宅地の真ん中に、こんな旨いラーメン屋ができるなんて!
住所:武蔵野市西久保2-15-27
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