このツーレポもいよいよ最終回。8/20のツーリングの後半です。
吾妻小富士の駐車場に到着したのは9:40。

結構風が強いですが、登っていく人もいそうなので、駐車場にバイクを停めて、いざ吾妻小富士へ・・・とその前に、スポーツウェアなオジサンに声をかけられた。
話をすると、以前青色のFZ750に乗っていたそうで、懐かしくてお声がけ頂いたようです。
1985年モデルですから、もう37年前のバイク。そりゃ懐かしいでしょう。青色ということは逆輸入モデルなので、1990年くらいまでは供給されてましたね。
では登りますか。

上の方にも人が見えます。

登り始めれば10分くらいじゃないでしょうか?

上までやってまいりました。標高1700m近いのかな。それなりに息は切れますな。

お鉢巡りはいたしません。雨降ってきても困るしね。

では、山を下りましょう。
下ったら即出発するつもりが、駐車場でVF750Fにお乗りのお方と暫し談笑。
ウチのFZも古いですが、こちらのVF750Fは1982年製とのこと。ブレーキが「くにゅー」としか効かないとか、16インチは切れ込みが強いとか、F16R18なんてタイヤはもうほとんど無いよとか・・・旧車あるあるで盛り上がりました。
ということで、楽しい時間を過ごしましたが、吾妻小富士に上った後だったので、話してる最中ずっと膝がプルプルしてました。
もう長い在宅生活で完全に足がおかしいわ・・・と反省しつつ、いざ出発。

こっち向きのルートは初めて走るので気づきませんでしたが、こっちから磐梯山と猪苗代湖が見えるのね。

やはりスカイラインはこっち向きの方が正解ですな。
この後はR115に出て、昔を懐かしみながら福島西ICに戻ります。

11:00になりましたが、まだ天気は持ってますねぇ。でも午後にはたぶん雨ですな。途中道の駅つちゆでトイレ休憩して、先に進みます。
ここからはどうするか? 当初の予定では、郡山から海側に出てひたちなかで「大進の焼肉冷やし」にトライしようと思っていましたが、

ゆっくりしすぎたせいか、13:30着予定ではラストオーダーに間に合わない可能性がある。一方某「
T田さん」から
「もちろん帰りは
火風鼎?」
とのご連絡が。そう言えばあそこは白河でしたねぇ。ちょうど昼時で並ぶかもしれませんが、それならそれで別のところを狙えばいい。ツープラなので乗り降り自由だし。
ということで、とりあえず火風鼎(かふうてい)に行ってみましょう。

福島西ICからは1時間くらいでしょうか。

白河中央ICで降りたらコンビニでトイレ休憩&お茶を買って、現地到着は12:20。ウエイティングルールを店員さんに聞くと
「テント内の椅子に座って待つ」
だそうです。10人くらいなので30分待ちくらいかな?

代表待ちOKなのか。ではもうちょっと並ぶかもね。

オーダーは焔の時と同様に「チャーシューワンタンメン」の一択。大盛にしようと思いましたが、待ってる間にこの札が。

残念!

ようやく入口の前まできました。中にも数人待っているようです。
中に通されると程なく席に座れました。

大盛は無いので煮卵トッピングにしましょう。
テーブルコショーはもちろんあります。

これが無いといけませんぜ。

二巡目のロットで着丼は13:00。ほぼ予想通りでした。

たしかに見た目は焔そっくりです。

ただ印象は結構違います。まず麺は基本は同じなんでしょう。

不思議な表面のアレですよ。しかもこっちの方がちょい太くてユルい。ワタシは麺はこっちが好きかな。
一方スープはちょっとビックリ。焔のオイリー感は全くない。むしろ昔の中華っぽいというか、非常にあっさりすっきり。
焔は黄金のオイルに輝くスープでしたが、これはどうだろう?

(焔の見た目はこういう感じでした)
ワタシはキライじゃないです。ただ焔のあの特別感は感じられないかな。
ワンタンも違う。

トゥルトゥル感は無くしっかりした皮。具は無し。ワンタンというより一反麺を折ったような雰囲気。これはこれで面白い。

チャーシューはほぼ同じかな。「究極のチャーシューメン」は言い過ぎかもしれんけど、これは美味いね。

煮卵も美味しい。よく出来たラーメンです。
どうしても焔と比較してしまいますが、こっちの方が昔ながらの中華そばっぽい。それが良いか悪いかは、たぶん好みの問題かな。

(ご参考)
住所:福島県白河市鬼越44-16
食べ終わってバイクに戻ると・・・

ラーメンに夢中で雨に全く気が付きませんでした。ヘルメットもホルダーにかけていたので、濡れた状態でかぶってます。
あまり混んでなかったので、テントの下でカッパを着させていただいたので、頭以外はあまり濡れずに済みました。

では、あとはまっすぐ帰りましょう。
雨なので途中の撮影は無し。カッパを脱いだのは次の休憩の羽生PA。

この先もまだ降られる可能性はありましたが、さすがに南関東は暑い。少しくらいなら、濡れてもイイや。

ポツポツは降っていましたが、問題無く川口中央ICで降りて、下道で帰ります。

ツープラも3日使えると便利ですねぇ。

自宅に着いたのは16:35。やはり土曜日は高速も下道も混みますねぇ。雨なので尚更でした。
荷物を置いたら、着替えて駐輪場にバイクをしまいに行きます。

お掃除しながらバッテリーもチェック。夏のツーリングは液面がすぐ下がりますので、補充しとかないと。
今回の行程はタイムライン的にこんな感じ。

距離は460Kmくらい。あらためて見ると2回コース選択をミスしてますね。
1回目は磐梯吾妻スカイラインに向かった際に福島西ICまで行ったこと。
これはナビの案内通りでしたが、そこまで行かずに福島大笹生で降りてフルーツラインからスカイラインの方が、ツーリングとしては楽しいルートだったかも。
それとナビが福島西IC経由を案内したのは、R115を西進して箕輪側から北上するルートの方が吾妻小富士に早くつけると判断してたから。これにはR115を西進している途中で気づいて、ナビをキャンセルしました。このルートなら高湯温泉側から入って箕輪側に抜けるのが正解のはず・・・というのは、前回の記事で書いた通り。

(google様の画像ですが、この交差点を直進は流石におかしいと気づきます)
2回目は道の駅つちゆで大進までの時間をナビでチェックせずに、そのままR115を福島西ICまで戻ってからチェックしたこと。
ここは道の駅つちゆでR459に出て二本松ICに出るべき。それなら多少ショートカットされるので大進も狙えたかもしれないし、火風鼎にも30分早く入れたので食べてる最中に雨は降らなかった。

(これもgoogle様の画像。この標識で「本宮?」とならんのがアカンですなぁ。)
山形時代は磐梯吾妻スカイラインに行ったら、福島西ICに行って高速で帰るか、フルーツラインでR13に戻る以外の選択をしたことが無かったので、このルートは全く頭の中にありませんでした。思い込みとはこういうものです。
地図で比較すると、今回実際に走ったのがコレ。

で、正解だったなぁ・・・というルートがコレ。

この場面で30分違うのは大きかった。もしくは吾妻小富士でチェックできていればコレか。

もしかしたら大峠のように雨災害で道路が通れない可能性もあるので、今となってはどれが正解だったのか?
ま、反省は次回に生かしたいです。
高速を使うとそこまで疲れないかな・・・と思ったんですが、駐輪場に着いたら急にガクっと来て、帰りがけにスーパーに寄ったものの、カツオちゃんを買う気にはならず、

冷やっこでお疲れ様の一杯ですわ。
3日中2日は雨に降られましたが、まぁまぁ楽しかったなぁ。
唯一の心残りは、2日目の帰路で夕日ラーメンを食べそびれたことと、ババヘラアイスをゲット出来なかったこと。R7沿いじゃないとムリなんだよなぁ。それはまた次回と言うことで。
皆さま、長々とツーレポにお付き合いくださいまして、ありがとうございました。