2/21の夜。
明日のバーフバリ完結編、王の凱旋に向けて、復習ため娘と一緒にhuluで「伝説誕生」を鑑賞。
(これから伝説誕生を見る人はこの動画観ないでね。完全ネタバレだから)
やはり家のTVだとグロさの影響はかなり軽減されるようで、娘も概ね好印象でした。ただ後半の父親編はバトル中心であまり興味を持てなかったのか、途中で
「11時過ぎたしもう風呂入る」
と言われて撤退。ワタシは最後まで鑑賞しました。
いやー、2日連荘で観ても面白いよ、これ。アマプラでも観られますが、できれば映画館でどーぞ!
2/22。
今日は前回同様にgdcsに行くので仕事は15:00上がりの予定。
午前中はシコシコと在宅勤務。
お昼は当初トマト味のパスタにしようと思っていたのですが、最近麺が続いてる気がしたので、オムライスに変更。
前回より更に味薄めでトライします。
具は撮り忘れましたが、鶏肉、しいたけ、玉ねぎ、ピーマン。それと昨日の晩御飯の残りの「大根とウインナーの煮物」を刻んで使います。大根が合うかがちょっと心配でしたが、「大根めし」ってのもあるくらいなので、まぁ大丈夫でしょう。
まずはそれらとご飯を炒めて

ケチャップは大さじ2.5とコショウのみで味付け。

キッチンの暖色灯だとそれなりに見えますが、実はかなり薄いっす。
これに玉子をいつものケチケチ仕様で1個、薄焼きにして載せれば完成。

(ケチャップがギリギリでちょっとかけ方が美しくできなかった)
中はこんな感じで、実際かなり薄いです。でも全然食べられるし、塩分量も2gは切ってますので、かなりイイ感じです。

娘もまぁまぁOKだったみたいです。
そんでもって、15:00には自宅を出発! まっすぐgdcsを目指します。

一昨日来たばかりなので、とても近く感じました。

今回も長丁場ですからポップコーンを購入して参戦です。

座席はなんと前回と全く同じ。プレミアムシート周辺が一番いい席と言うことでこちらにしました。

プレミアムシートは+1500円ですが、700円のミールクーポンがつくので、意外にお得かもしれません。
そして今回のポップコーンですが、

キャラメルです。一昨日の塩がちょっとソルティーだったので、心配になってキャラメル味に。心配だったらそもそも食うなという話ですが…(^^ゞ
ということで、映画のレビューはいつものように追記にて
ということで、今回も多少のネタバレを含みますので、これから観る方はここで撤退下さい。
この映画、インドでは過去最大の興行収入ということで、期待はかなり高かったです。

映画.comのレビュー評価も4.2! 外すことはまず無いでしょう。
事前情報は基本入れずに観ましたが、そうは言ってもこの映画、「王の凱旋」っていうくらいなので、あらすじとしては

前作のラストで問うた質問に答えるカッタッパが話すバーフバリ父の生涯と

父の死の真相を知ったバーフバリ息子が王座を奪還するまでが描かれます。
ある意味、誰もが予想した通りの展開。まさに「ベタ中のベタ」です。
そして前回も書いた「そうはならんやろー!」的なトンデモシーンが今回も連発!

この帆船の見せ方とか、まさに常識破壊だし、

このヤシの木みたいなのに登ってからの展開も、正直言ってちょっと笑っちゃう。
あきらかにあり得ないシーンがひたすら続くんですが、「インド映画だから」で済ましてしまう自分がコワいです。
リアルじゃないところを楽しむというのが、こういう映画との付き合い方じゃないかなぁ?
そして、待ってました! デーヴァセーナ!

1作目では老婆だった彼女が若い王女となってスクリーンに帰ってきます。

物語は今回も2部構成で、前半はバーフバリ父とデーヴァセーナの出会いがまず描かれます。

このまま二人が結婚してバーブバリが王になれば、めでたしめでたしだったのですが、そうはならんのよね。
バカ旦那とその息子であるバラーラデーヴァに騙された国母シヴァガミが、バーフバリ父を追放してしまいます。

(シヴァガミの眼力はほぼ歌舞伎の見得)
それでもまだ民衆に慕われるバーフバリ父を邪魔に思うバラーラデーヴァは、更に策略を弄し、ついにバーフバリ父は命を落としてしまう。

(このバラーラデーヴァの悪役っぷりがスゴくイイ)
そして全てはバラーラデーヴァに騙されたと知ったカッタッパに真実を聞いたシヴァガミが、生まれたばかりのバーフバリ息子を連れて滝の下まで逃げのびて、「伝説誕生」の最初のシーンにつながる・・・という展開になります。
この辺の詳細は実際に映画を観た方がいいと思うので、細かくは語りませんが、ここまでの展開は本当に圧巻です!
そして後半は真実を知ったバーフバリ息子がバラーラデーヴァから王位を取り戻すべく、民衆と王宮に攻め入ります。

オヤジ同様に一騎当千っていうか無双?

無茶苦茶やりまくっていよいよバラーラデーヴァとの一騎打ち!

この展開もかなり胸熱!

ただねぇ、このあたりでちょっと「??」と思うことも。
ここからはネガティブに感じた部分のお話になるんですが、この映画、全体で2時間40分くらいの長さでそのうち2/3は1部で使われるんです。なので、この2部も迫力あるシーンが続いて見応えはそれなりにあるんですが、バーフバリ父の凄い話を延々と見てるだけに、イマイチ息子に感情移入できない。
もうちょっと息子が王として民衆の心をつかんで、討伐軍を作り込んでいくような見せ方があってもよかったかな。
結局「親父がスゴイから息子についていく」以外の説得力が薄いんですよ、この息子には。
それと、前作で父親が殺されるのはわかってて、しかもその理由も伏線が張られているから、見てる方としてはその結末を今か今かと待ちながら映画を観るわけですが、なかなかそこまでたどり着かない。
逆にいうと結構長い時間バーフバリ父に感情移入していくことになるので、1部以上の2部が無いっていうか、ピークがエンディングじゃないっていうか、アクションシーンがてんこ盛りにもかかわらず2部がやや軽く感じるんですよ。
さらに言うと、前作で出てきたアヴァンティカたちクンタラ王国の面々とかがあまり目立たない。

(ちょっとは出てくるんですけどね)
また、この映画の影の主役は奴隷剣士カッタッパで、バーフバリ父の死にも深くかかわってくるのですが、
「なぜカッタッパがそうしちゃうの・・・・?」
と思っちゃう。この辺はインドの奴隷制度を理解してないと伝わらないのかな? それと聡明なシヴァガミがいくらなんでもそこまでバカ息子に騙されてることに気づかない? って思うところも、ちょっと違和感が。
結果、いい映画ではあったんですが、ワタシ個人としてはストーリー展開のバランス的に前作の「伝説誕生」の方が好きだったかな。
この映画、映画館で観て損は無いし、「伝説誕生」を既に観たのであれば絶対観るべき映画ですよ。ちゃんとハッピーエンドで終わるのも良き。
ただ、個人的には「いい映画だけに、時間配分のバランスが惜しい」と思いました。
ちなみに、終演後の拍手はこの日はなかったな。
自分も「あー終わったぁ・・・」っていう疲労感と、何かすごいモノ見たっていうお腹いっぱい感で、椅子で茫然という感じでした。
音響は今回もかなり大き目。やっぱりBESTIAは良いですよ。音圧のシャワーが心地よかった。
それと、かなり館内が暑かったせいか、近くに座ってた方は「気持ち悪くなった」って言ってたなぁ。
音もかなりデカく、映像も物凄いので、ついていけない感じのする方は一定数いるかもね。
ウチの娘がRRR見た時もそんな感じだったし。

ありがとう、グランドシネマサンシャイン池袋。おかげでインド映画を堪能できました。

バーフバリもようやく観られたし、次こそは「アントマン」か?
しかし、ワタシの中の「インド映画祭」は・・・

スポンサーサイト