今日は会社もお休みということで、いよいよユーザー車検の日です。
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NC39でも一度ユーザー車検は経験してますが、前回は10年物のまだまだ現役バイク。今回は27年物のアンティークですから、結構不安もあります。でもただ今会社もリストラの嵐で我が家の財政も悪化してますので、今回はユーザー車検で切り抜けて、次回はプロにお願いしようと思います。
ご存知の方も多いでしょうが、バイクの継続車検に必要なものは、以下の通りです。
【必ず必要なもの】
・車検証
・自賠責保険証(今までの分&今後2年分の2通)
・自動車税納税証明書
・お金(重量税3800円or5000円+検査代印紙1700円)
・申請書類(自動車検査票、自動車重量税納付書、継続検査申請書)
・申請書類代(数十円です)
・予約時の番号を書いた紙
【その他】
・印鑑(申請書類に押印欄があるが、個人で申請する場合は実は不要)
・予備車検代(予備検査場でチェックする費用。全部やっても5000円くらい)
・整備点検記録簿(「車検後に点検すると言えば、無くてもよい)
・代書費用(申請書を書いてもらう費用。自分で書けば不要)
・ボールペンと鉛筆(自分で書くなら必要)
ちなみに車検の予約は下記から行います。
★
国交省自動車検査インターネット予約システムワタシは午前の第二ラウンドで予約。朝9時くらいから家を出て、向かったのは光軸点検をお願いする
米山自動車整備工業さん。

ここは多摩でユーザー車検の体験をWeb上で書いてらっしゃる方が、皆さん絶賛しているので、まぁ間違いないかと思いまして。場所の確認は
こちらのサイトを参考にさせて頂きました。
FZ750は古いバイクでしかも2灯なものですから、光量が足りない可能性が高く、いきなり車検場に行くのは最初から考えてませんでした。
お邪魔して光軸調整をお願いしたい旨お話すると、手際よくライトに目張りして検査開始。いきなり
「こりゃ明るさが全然足りない。これでは受からない。エンジン吹かして計っても必要最低レベルの3/4しかない。」
ということで測定中止。こりゃ今日はダメだな・・・と途方に暮れそうになったのですが、流石に評判の噂のお店らしく、こんなことでは全く動じない。
「この年代の二灯式ライトはどれも皆こんな感じで明るさが足りない。片目をローに、もう片目をハイにして、電流を1灯に集めれば光量が増えるから大丈夫だよ。」
とおっしゃる。うーん、今日はサービスマニュアルも持って無いし、どの配線をぶった切ったらそうできるのかわからん・・と考えていたら、ここでまたアドバイス。
「**の***を***して、**の***を***すればできるから。前の空いてるスペース使ってやっていいよ」
ちょっと全く思いつかない方法だったので、流石に車検のプロは違うなぁ・・・と思いながら、シコシコ作業開始。

テクニックの内容は営業妨害になってもいけないので書きませんが、ワタシがやっても短時間で出来る内容です。インナーカウルを外す際にチョークレバーを外すための細い+ドライバーが必要なのですが、これも快く貸して頂きました。普通プロは道具を貸さないものですが、大変ありがたかったです。
作業終了して再度測定。光量はOKになったので今度は光軸調整。FZ750の光軸調整ネジは、上下は割とわかりやすいところにあるのですが、左右はこんなところにあります。ヘッドライトのコードが邪魔だったので抜いて撮影してます。

「下からはホーンが邪魔でドライバが入らないので、横からレンチでいくかぁ。しかし固まっててどーにも回らねぇ・・・」と悪戦苦闘されてましたが何とか調整頂きました。
「よし、これで後は車検場でエンジン吹かして検査受ければ絶対通るから!」
と太鼓判を押してもらって調整代3000円をお支払い。その後「今から車検場に行くので自賠責保険をお願いしたいのですが」と言うと
「んじゃ申請用紙も全部あるから、ここで書いて用意できるよぉ」
ということで、書類関係も準備。前に別のところでユーザー車検した時もそうだったのですが、だいたい予備車検場では自賠責保険と書類を揃えられ、書き方も丁寧に教えてもらえるので、代書代もかからない。何のお世話になってない保険屋に事務手数料が入るのもなんだから、ワタシは点検を受けたところで自賠責保険に入ることにしてます。
最後に車検場の中の窓口の場所と、一方通行に引っかからない車検場への行きかたをお聞きして、米山自動車整備工業さんを後にしましたが、「もし検査受けて何か緊急事態が起きたら、また面倒見るから戻って来てね」と言われたのも、ちょっと嬉しかったですね。評判通りなかなか頼もしいお店でした。
そんなこんなで多摩の車検場到着。

11月の平日ということもあって、窓口も混んでなく、書類の手続きはすぐ終わって検査開始。
ワタシのバイクはバーハン化して大き目の社外スクリーンに変えてあったためか、検査員さんが高さと幅を実寸してました。それ以外は灯火類、車台番号、ハンドルロックの確認。ライトは先程の調整で片目ずつハイとロー専用に点灯するようにしましたが、特にこの点については検査員からコメントなし。一通り確認後、
「検査の流れはわかりますか?」
と聞かれたので、二度目なので「だいたいわかります」と答えたら、後は一人でラインに入って自分でやってねという感じで検査開始。
ラインでの検査はスピードメータ・前後輪ブレーキ・光軸しかしないのは知ってるので、淡々と済ませます。光軸検査だけが心配でしたが、さっき言われたとおりエンジン吹かしてお沙汰を待ちます。
「○」
の表示でもうようやく力が抜けました・・・。

これで無事車検合格。ナンバープレートのシールも張り替えて・・・

結果的にかかったお金は
・光軸調整 : 3,000円
・自賠責保険:14,110円
・検査代 : 1,700円
・重量税 : 5,000円
------------------------
・合 計 :23,810円
でした。申請書類は米山自動車整備工業さんに頂いたので今回は無料。冷静に考えるとバイクの光軸調整代で3,000円は安くは無いですが、結局2回測定してもらってるし2灯だったから割高なのかも。でも下手したら検査できなかったかもしれないところを切り抜けられたので、ワタシ的には全然安いんですけど。
車検は自分でやると安いけど、ちゃんとしたバイク屋でそれなりの費用をかけて全体を点検受けたほうが安全なことは間違いない。自分で出来ることには限りがあるし、プロは工具も経験も違うからきちんとした整備が出来ますからね。ただブレーキ回りの消耗品やタイヤ・オイル・フィルタ類の交換が出来てれば2年に一回でなくてもいいかなと思うので、プロの車検は2回に1回でいいなぁ。
さて、車検も無事終わったので祝杯です。杯と言ってもお酒の盃ではなくラーメンの丼です。
今日お邪魔したのは
麺や純氣さん。ようやくの来店です。

博多系ライトとんこつのお店みたいです。まずはノーマルの純氣そばでいこうと思いましたが、お昼はランチセットがあるので、純氣そば+半チャーハンのCセットをオーダー。

まずは純氣そば。ライトとんこつ系というイメージだったが、思ったよりスープはライトで無い。ちゃんととんこつしている。背油のカタマリも濃厚さを出している。それ以外の具は甘めのシャーシューとモヤシとねぎ。木耳を使わずにもやしを使う理由がよくわからんが、シャキシャキしたもやしは意外と悪くない。麺は固めでお願いしたが、ちょうど良い感じ。博多ラーメンらしい細麺。

チャーハン・・・というより焼き飯ですな。ラーメンのサイドメニューとしては塩加減がちょうど良い。ワタシはたまねぎの入ったチャーハンには否定的なのですが、このチャーハンの味は悪くない。日式炒飯らしくほのぼのとした感じの味で、大変美味しく頂きました。
お店も綺麗ですし、家族で行くにも良さそうなので、次回は家族全員でお邪魔しようかと思います。
住所:武蔵野市桜堤1-8-5 増田ビル 1F
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